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『あんずの花』
ふりがな文庫
『
あんずの花
(
あんずのはな
)
』
私の家にきた盲目、 帰りにあんずの花折って、 夏がきたら、またこよう。 赤いお月さま出る晩に。 俺はくるくる青坊主、 笠をかぶって坊ちゃんの、 お家の窓から、のぞきましょう。 …
著者
小川未明
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「おとぎの世界」1919(大正8)年5月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約1分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
坊
(
ぼっ
)
家
(
いえ
)
俺
(
おれ
)
出
(
で
)
夏
(
なつ
)
家
(
うち
)
帰
(
かえ
)
折
(
お
)
晩
(
ばん
)
月
(
つき
)
盲目
(
めくら
)
私
(
わたし
)
窓
(
まど
)
笠
(
かさ
)
花
(
はな
)
赤
(
あか
)