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『忘れられぬ印象』
ふりがな文庫
『
忘れられぬ印象
(
わすれられぬいんしょう
)
』
伊香保の事を書けと云ふ命令である。が、遺憾ながら伊香保へは、高等学校時代に友だちと二人で、赤城山と妙義山へ登つた序に、ちよいと一晩泊つた事があるだけなんだから、麗々しく書いて御眼にかける程の事は何もない。第一どんな町で、どんな湯があつたか、 …
著者
芥川竜之介
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約3分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
確
(
たし
)
下
(
くだ
)
人
(
にん
)
御眼
(
おめ
)
甚
(
はなはだ
)
蔓
(
はびこ
)
遺憾
(
ゐかん
)
上
(
のぼ
)
二人
(
ふたり
)
唯
(
ただ
)
安閑
(
あんかん
)
序
(
ついで
)
暮方
(
くれがた
)
朧
(
おぼろ
)
溪山
(
けいざん
)
麗々
(
れいれい
)