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『白い下地』
ふりがな文庫
『
白い下地
(
しろいしたじ
)
』
色といえば、恋とか、色情とかいう方面に就いての題目ではあろうが、僕は大に埒外に走って一番これを色彩という側に取ろう、そのかわり、一寸仇ッぽい。 色は兎角白が土台になる。これに色々の色彩が施されるのだ。女の顔の色も白くなくッちゃ駄目だ。女の顔 …
著者
泉鏡花
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約5分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
覆
(
かえ
)
混
(
まざ
)
支
(
つ
)
照
(
てり
)
女将
(
かみさん
)
側
(
がわ
)
品
(
ひん
)
然
(
さ
)
容姿
(
すがた
)
恰
(
あたか
)
与
(
あずか
)
旁々
(
かたがた
)
右手
(
めて
)
清潔
(
きれい
)
兎角
(
とかく
)
着人
(
きて
)
硬
(
こわ
)