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『空車』
ふりがな文庫
『
空車
(
むなぐるま
)
』
むなぐるまは古言である。これを聞けば昔の絵巻にあるような物見車が思い浮かべられる。 すべて古言はその行われた時と所との色を帯びている。これをそのままにとって用いるときは、誰もその間に異議をはさむことはできない。しかしそうばかりしていると、そ …
著者
森鴎外
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「東京日日新聞」「大阪毎日新聞」1916(大正5)年5月6日、7日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約5分(500文字/分)
朗読目安時間
約8分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
分疏
(
いいわけ
)
展
(
の
)
毀
(
こぼ
)
訓
(
よ
)
隊伍
(
たいご
)
什襲
(
じゅうしゅう
)
陋
(
ろう
)
誰
(
たれ
)
誨
(
おし
)
誚
(
そしり
)
視
(
み
)
稛載
(
きんさい
)
活
(
い
)
挽
(
ひ
)
手振
(
てぶり
)
恬
(
てん
)
希世
(
きせい
)
大股
(
おおまた
)