トップ
>
『いとこ同志』
ふりがな文庫
『
いとこ同志
(
いとこどうし
)
』
今からもう二十一二年昔、築地の方に、Sと云う女学校がありました。その女学校の一年の組に、政子さんと芳子さんと云う生徒が居りました。私はこれから此の両人と、両人のお友達だった友子さんと云う人との間にあった事を皆さんに聞いて戴こうとするのです。 …
著者
宮本百合子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「女学生」1920(大正9)年5月創刊号、6月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約16分(500文字/分)
朗読目安時間
約26分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
没
(
なく
)
果
(
み
)
饒舌
(
しゃべり
)
悦
(
うれ
)
更
(
あらた
)
用
(
つか
)
凝
(
じっ
)
廃
(
や
)
真個
(
ほんとう
)
両人
(
ふたり
)
仮令
(
たとい
)
傾
(
かし
)
喫驚
(
びっくり
)
四辺
(
あたり
)
欠点
(
あら
)
流行
(
はや
)