『病牀譫語（びょうしょうせんご）』

◎政治家とならんか、文学者とならんか、我は文学者を択ばん。政治家の技能はその局に当りその地位を得るに非ざれば見れず。その局に当りその地位を得るは一半は材能により一半は年歯による。たとひ材能の衆に超ゆるあるも年歯の少きは遂に奈何ともするなきな …

著者	正岡子規
ジャンル	文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出	「日本附録週報」1899（明治32）年3月13日、3月20日、3月27日、4月3日、4月24日
文字種別	新字旧仮名
読書目安時間	約16分（500文字/分）
朗読目安時間	約27分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

著（いちじるし） 見（あらわ） 踞（きょ） 窮（きわま） 負（そむ） 此（ここ） 画（かく） 退（しりぞ） 楽（たのしみ） 此（かく） 濯（あら） 若（し） 但（ただし） 廉（れん） 貶（へん） 非（あらざ） 頃（けい） 併（あわ） 僅（わずか） 古（いにしえ） 大（おおい） 妄（みだり） 姑（しばら） 害（そこな） 少（すくな） 徒（いたずら） 悔（く） 或（あ） 楽（たのし） 瞰（にら） 至（いたり） 闕（けつ） 不折（ふせつ） 不羈（ふき） 且（か） 乞児（きつじ） 僻地（へきち） 克（か） 唾棄（だき） 圭角（けいかく） 夙（つと） 奈何（いかん） 嫉（ねた） 年歯（ねんし） 庸劣（ようれつ） 廻瀾（かいらん） 得難（えがた） 心裡（しんり） 志（こころざし） 惹（ひ） 憾（うら） 成就（じょうじゅ） 打擲（ちょうちゃく） 択（えら） 拗音（ようおん） 拙（つたな） 撓（たわ） 放蕩（ほうとう） 斃（たお） 斥（しりぞ） 旦夕（たんせき） 是（これ） 曰（いわ） 梟（ふくろう） 楯（たて） 殆（ほとん） 殊（こと） 比々（ひひ） 毫（ごう） 為（な） 牛伴（ぎゅうはん） 牽（ひ） 甚（はなは） 畢竟（ひっきょう） 疎（うと） 稗史（はいし） 竪（たて） 糊（のり） 紅塵（こうじん） 経綸（けいりん） 繋（つな） 羅馬（ローマ） 艱難（かんなん） 茫漠（ぼうばく） 蕾（つぼみ） 薀奥（うんおう） 薫陶（くんとう） 蠢々（しゅんしゅん） 褒（ほ） 襖（ふすま） 角力（すもう） 諭（さと） 譎（けつ） 豈（あに） 迹（あと） 陥擠（かんせい） 際涯（さいがい） 静（しずか） 鞭撻（べんたつ） 颺（あが）