“茫漠”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぼうばく93.8%
ばうばく3.8%
ぼんやり2.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
老耄ろうもうしていた。日が当ると茫漠ぼうばくとした影がたいら地面じべたに落ちるけれど曇っているので鼠色の幕を垂れたような空に、濃く浮き出ていた。
(新字新仮名) / 小川未明(著)
それ等幼年時代の些細ささいな出来事が、昨日の事よりももつとありありと(その時の彼には昨日のことはただ茫漠ばうばくとしてゐた)
御米およねまたあがつて、洋燈らんぷにしたまゝあひふすまけてちやた。くら部屋へや茫漠ぼんやり手元てもとらされたとき御米およねにぶひか箪笥たんすくわんみとめた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)