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老耄
ふりがな文庫
“老耄”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おいぼれ
43.3%
ろうもう
32.0%
おいぼ
14.4%
もうろく
6.2%
らうまう
2.1%
おひぼれ
1.0%
らうもう
1.0%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おいぼれ
(逆引き)
病みあがりの
蟷螂
(
かまきり
)
のやうなあの痩せこけた
老耄
(
おいぼれ
)
親父にうまうま
騙
(
かた
)
られてしまつたぞと、親友を侮辱したのも偽りのない事実であつた。
吹雪物語:――夢と知性――
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
老耄(おいぼれ)の例文をもっと
(42作品)
見る
ろうもう
(逆引き)
老耄
(
ろうもう
)
していた。日が当ると
茫漠
(
ぼうばく
)
とした影が
平
(
たいら
)
な
地面
(
じべた
)
に落ちるけれど曇っているので鼠色の幕を垂れたような空に、濃く浮き出ていた。
扉
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
老耄(ろうもう)の例文をもっと
(31作品)
見る
おいぼ
(逆引き)
恐らく、それと共に、今日の僕の記憶力も、臨終の床に夢を見る
老耄
(
おいぼ
)
れどもの
乾枯
(
ひから
)
びた脳髄と同じくらいに衰耗しているのに違いない。
二十歳のエチュード
(新字新仮名)
/
原口統三
(著)
老耄(おいぼ)の例文をもっと
(14作品)
見る
▼ すべて表示
もうろく
(逆引き)
「
私
(
わし
)
も自分の死期の解らぬまでには
老耄
(
もうろく
)
せん、とても長くはあるまいと思う、
其処
(
そこ
)
で実は少し折入って
貴公
(
おまえ
)
と相談したいことがあるのじゃ」
富岡先生
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
老耄(もうろく)の例文をもっと
(6作品)
見る
らうまう
(逆引き)
焔の色の
薔薇
(
ばら
)
の花、
強情
(
がうじやう
)
な肉を
溶
(
と
)
かす特製の
坩堝
(
るつぼ
)
、
焔
(
ほのほ
)
の色の
薔薇
(
ばら
)
の花、
老耄
(
らうまう
)
した黨員の用心、
僞善
(
ぎぜん
)
の花よ、
無言
(
むごん
)
の花よ。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
老耄(らうまう)の例文をもっと
(2作品)
見る
おひぼれ
(逆引き)
此子
(
これ
)
が頭に
拳
(
こぶし
)
一つ當てたる奴は、
假令
(
たとへ
)
村長どのが息子にもせよ理非はとにかく相手は我れと力味たつ無法の振舞漸くつのれば、もとより水呑百姓の痩田一枚もつ身ならぬに、憎くき
老耄
(
おひぼれ
)
が根生骨
暗夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
老耄(おひぼれ)の例文をもっと
(1作品)
見る
らうもう
(逆引き)
申す共八十五歳の
老人
(
らうじん
)
後々
(
のち/\
)
の
障
(
さはり
)
になることは申すまじよし申にもせよ
老耄
(
らうもう
)
致し前後の
辨
(
わきま
)
へ無と申さば少も其方の
邪魔
(
じやま
)
には成申すまじ
氣遣
(
きづか
)
ひ無此方に案内致す可と申さるゝ
故
(
ゆゑ
)
大隅守殿には越前守殿を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
老耄(らうもう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“老耄”の意味
《名詞》
老耄(ろうもう)
老いぼれること。また、そのような人。
(出典:Wiktionary)
老
常用漢字
小4
部首:⽼
6画
耄
漢検1級
部首:⽼
10画
“老耄”の関連語
耄碌
痴呆
痴呆症
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老耄婆
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