“鼻薬”の読み方と例文
旧字:鼻藥
読み方割合
はなぐすり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鼻薬はなぐすりとして筆幸から山城守へ届けられた金は、途中、長庵の手で半分くすねられて、肝腎かんじんの山城守のふところへは、半金しかはいっていないのだから、山城守は内心
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
お辰やお花にも鼻薬はなぐすりをやって、お里の店の様子を絶えず探らせようとしていた。
両国の秋 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)