“黙首”のいろいろな読み方と例文
旧字:默首
読み方割合
うなず50.0%
うなづ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
男は哀れっぽく黙首うなずいた。半信半疑だがとにかく、主人と二人で始末をつけようと帳場へ引立てた。
鳩つかひ (新字新仮名) / 大倉燁子(著)
塔の上の詮索の方が遙かに好い結果を来すのだわいと余は独り黙首うなづいて居たが、此の時堀の方から人々の異様に叫ぶ声が聞こえた、何の事だか勿論聞き分ける事は出来ぬけれど
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)