黙首うなづ)” の例文
旧字:默首
塔の上の詮索の方が遙かに好い結果を来すのだわいと余は独り黙首うなづいて居たが、此の時堀の方から人々の異様に叫ぶ声が聞こえた、何の事だか勿論聞き分ける事は出来ぬけれど
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)