默止だまれ)” の例文
新字:黙止
理左衞門默止だまれおのれ又何ぢやと有れば三五郎はハイ私しは百姓代三五郎と申者で御座りますといふに理左衞門ナニ百姓代と申か控て居れと云ふを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
イヤ控ますまい九助が事は村役人むらやくにんへ御きゝなされませ隣村の名主共へ御尋ねなされても日來の行状ぎやうじやうは知れますと申を理左衞門大音だいおん默止だまれ三五郎と云を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
剥出むきだしかり付ればヘイ如何樣に申上ましても御取あげ御座らず九助儀は無實むじつ災難さいなんに陷ります事見るに堪兼候と云を理左衞門大音上げ默止だまれ此方は善惡を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)