“黒金”の読み方と例文
読み方割合
くろがね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
するとそのほのあかるい水の底に、黒金くろがねの鎖を巻いたような何とも知れない怪しい物が、じっとわだかまって居りましたが、たちまち人音ひとおとに驚いたのか、ずるりとそのとぐろをほどきますと
(新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
それ、いた。皆見るがい。黒金くろがねの縛は
聞け、大いなる黒金くろがね巨人きよじんの指は
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)