“麦秋（むぎ）” の例文

旧字：麥秋

麦秋（むぎ）頃まで空倉（あきぐら）で、色々な農具が投げ込んでありまして出入りが烈（はげ）しゅう御座いますので、若い者がウッカリして窓を明け放しにしておく事がチョイチョイ御座いました。

ドグラ・マグラ (新字新仮名) ／ 夢野久作(著)

“麦秋”の意味

《名詞》
麦 秋（ばくしゅう）

麦が実る頃を指す雅語。初夏の頃で、夏の季語。俳句などで「むぎあき」、「むぎのあき」と訓読する場合もある。
(出典:Wiktionary)

“麦秋”の解説

麦秋（ばくしゅう）とは、麦の穂が実り、収穫期を迎えた初夏の頃の季節のこと。麦が熟し、麦にとっての収穫の「秋」であることから、名づけられた季節。雨が少なく、乾燥した季節ではあるが、すぐ梅雨が始まるので、二毛作の農家にとって麦秋は短い。
七十二候では、二十四節気のうち「小満」の末候を「麦秋至」としている。
「むぎあき」又は「麦の秋」とも読み、夏の季語の一つとなっている。
(出典:Wikipedia)

麦	常用漢字 小２ 部首:⿆ 7画
秋	常用漢字 小２ 部首:⽲ 9画