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鸞駕
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らんが
ふりがな文庫
“
鸞駕
(
らんが
)” の例文
成都の上下は、
沸
(
わ
)
き返るような歓呼だった。後主
劉禅
(
りゅうぜん
)
にも、その日、
鸞駕
(
らんが
)
に召されて、宮門三十里の外まで、孔明と三軍を迎えに出られた。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
(汝、国を憂い、南陽諸道の軍馬を
糾合
(
きゅうごう
)
して、日を期し、長安に出るあらば、朕また
鸞駕
(
らんが
)
を備えて長安へむかい、相会してともに孔明をやぶらん)
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
侍従に命じて抱き起させ、また帝みずから御手をのばして、
鸞駕
(
らんが
)
の内に孔明の座を分けあたえられた。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
大礼台は
武担
(
ぶたん
)
の南に築かれ、
鸞駕
(
らんが
)
は宮門を出、満地を埋むるごとき軍隊と、星のごとく
繞
(
めぐ
)
る文武官の万歳を唱える中に、玄徳は
玉璽
(
ぎょくじ
)
をうけ、ここに蜀の皇帝たる旨を天下に宣したのであった。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鸞
漢検1級
部首:⿃
30画
駕
漢検準1級
部首:⾺
15画
“鸞”で始まる語句
鸞輿
鸞
鸞帯
鸞鳳