“鴻溝”の読み方と例文
読み方割合
こうこう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其頃より透谷の友人と僕の友人との間には自然に思想の鴻溝こうこうを生じ、僕の友人は透谷等と思想の傾向を同くするものを目するに高蹈派を以てし
透谷全集を読む (新字旧仮名) / 山路愛山(著)
今の人の自覚心と云うのは自己と他人の間に截然せつぜんたる利害の鴻溝こうこうがあると云う事を知り過ぎていると云う事だ。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)