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鮓久
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すしきゅう
ふりがな文庫
“
鮓久
(
すしきゅう
)” の例文
五百はまだ
里方
(
さとかた
)
にいた時、或日兄栄次郎が
鮓久
(
すしきゅう
)
に奇な事を言うのを聞いた。「人間は
夜
(
よる
)
逆
(
さか
)
さになっている」云々といったのである。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
幸に
鮓久
(
すしきゅう
)
の
庖丁
(
ほうちょう
)
は評判が
好
(
よ
)
かったので、十ばかり年の
少
(
わか
)
い妻を迎えて、天保六年に
倅
(
せがれ
)
豊吉
(
とよきち
)
をもうけた。享和三年
生
(
うまれ
)
の久次郎は当時三十三歳であった。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
鮓
漢検1級
部首:⿂
16画
久
常用漢字
小5
部首:⼃
3画
“鮓”で始まる語句
鮓
鮓屋
鮓売
鮓桶
鮓箱
鮓詰
鮓答師
鮓店
鮓答
鮓屋久次郎