鬼羊歯おにしだ)” の例文
たとえばある彫刻家などは大きい鬼羊歯おにしだ鉢植はちうえの間に年の若い河童かっぱをつかまえながら、しきりに男色だんしょくをもてあそんでいました。
河童 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
たとへば或彫刻家などは大きい鬼羊歯おにしだの鉢植ゑの間に年の若い河童をつかまへながら、頻に男色を弄んでゐました。
河童 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)