“高野槇（かうやまき）” の例文

新字：高野槙

芙蓉（ふよう）、古木の高野槇（かうやまき）、山茶花、萩、蘭の鉢、大きな自然石、むくむくと盛上つた青苔（あをごけ）、枝垂桜（しだれざくら）、黒竹、常夏（とこなつ）、花柘榴（はなざくろ）の大木、それに水の近くには鳶尾（いちはつ）、其他のものが、程よく按排（あんばい）され

田園の憂欝：或は病める薔薇 (新字旧仮名) ／ 佐藤春夫(著)

天辺の雪を落しぬ高野槇（かうやまき）

普羅句集 (新字旧仮名) ／ 前田普羅(著)

“高野槇（コウヤマキ）”の解説

コウヤマキ（高野槇、学名: Sciadopitys verticillata）は、裸子植物マツ綱に分類される常緑針葉樹の1種であり、現生種としては本種のみでコウヤマキ属、コウヤマキ科を構成する。ホンマキともよばれる。2個の葉が合着したものと考えられている特殊な線状の葉が多数輪生状につく（図1）。観賞用に世界各地で植栽されている。材は古くから利用されており、古墳時代の棺に広く用いられていた。その名が示すように高野山との関わりが深く、供花の代用とされる。コウヤマキ類は中生代から北半球に広く分布していたが、現在では日本固有種であるコウヤマキのみが生き残っている。
(出典:Wikipedia)

高	常用漢字 小２ 部首:⾼ 10画
野	常用漢字 小２ 部首:⾥ 11画
槇	部首:⽊ 14画