“高松”の読み方と例文
読み方割合
たかまつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「本家、讃岐さぬき高松たかまつ千金丹せんきんたん……つて歌って来るじゃないの」そう言って時子は、面白く節をつけて歌って見せた。
大きな蝙蝠傘 (新字新仮名) / 竹久夢二(著)
南村山郡の高松たかまつには「麻布あざぶ」と呼ぶごく薄手の紙をきます。かみやま温泉おんせんには遠くありません。この紙は漆をすのになくてはならない紙なのであります。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
屋島をあとに、最後のスケジュールになっている高松たかまつに出、栗林公園りつりんこうえんで三度目の弁当をつかったとき、大石先生は、大かた残っている弁当を希望者にわけて食べてもらったりした。
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)