高張提灯たかはり)” の例文
旧字:高張提燈
「おや、警板けいばんが鳴ってるよ。おまえさん、外の高張提灯たかはりが消えてるじゃないか。また、町方に大叱言おおこごとをお食いでないよ」
大岡越前 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「誰しも、い日を選ぶとみえましてな、今宵は、こちらへ参る途中で、四、五軒も高張提灯たかはりを見うけましたよ」
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ゆらゆらと、提灯ちょうちんの明りが、先に立って導いてゆく。——白い二方幕の上に、高張提灯たかはりかかげられていた。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
畑宿はたじゅくの伝馬宿でも、高張提灯たかはりを出して起きていた。ここでは使者の二人へかゆをくれた。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)