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驚異
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おどろき
ふりがな文庫
“
驚異
(
おどろき
)” の例文
新らしい
悲哀
(
かなしみ
)
と
驚異
(
おどろき
)
、まだ固い真青な柿の実はキラキラと厚い葉の簇から銀と緑を射返し、あの華奢な白猫のゐたあたりには
桐の花
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
驚異
(
おどろき
)
のあまり、我は身をわが導者に向はしむ、その
状
(
さま
)
事ある
毎
(
ごと
)
に己が第一の
恃處
(
たのみどころ
)
に馳せ歸る
稚兒
(
をさなご
)
の如くなりき 一—三
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
わが靈は(はやかく久しく彼の前にて
驚異
(
おどろき
)
のために震ひつゝ
挫
(
くじ
)
かるゝことなかりしに) 三四—三六
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
而してただぢつと私を凝視めてゐる。蒼い光が何処からともなく
其奴
(
そいつ
)
らの横顔に射しつけると
恐怖
(
おそれ
)
とも
驚異
(
おどろき
)
とも、悲しさとも怪しさとも何とも名状し難い冷たさが犇々と私の身辺に詰め寄せて来た。
桐の花
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“驚異”の意味
《名詞》
驚 異(きょうい)
驚くべきすばらしいこと。
(出典:Wiktionary)
驚
常用漢字
中学
部首:⾺
22画
異
常用漢字
小6
部首:⽥
11画
“驚異”で始まる語句
驚異的