“驕陽”の読み方と例文
読み方割合
きょうよう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
秋になったというものの、赫々かくかくたる驕陽きょうようは依然として天地にちている。木々のこずえも夏のままに青葉が茂っている。その青葉を渡る風に、自らなる秋を感ずる。
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)
そのあかい山肌には烈々たる驕陽きょうようが照りつけているに相違ない。これから進んでその兀山の下を通るのか、あるいはそれを越えなければならぬのか、そこまでは穿鑿するに及ばぬ。
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)