まっしぐら)” の例文
やがて彼女も、その勢にいていれば、難なく城門の外へ出されたはずであった。けれど於菊はまわりの者の隙を見ると、突然、群れを離れて、もとの方へまっしぐらはしっていた。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
彼はまっしぐらに目指す家に近づいた。
支倉事件 (新字新仮名) / 甲賀三郎(著)