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騙
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あざむ
ふりがな文庫
“
騙
(
あざむ
)” の例文
日吉は、うまく彼を
騙
(
あざむ
)
いたつもりでいたが、十兵衛の
叡智
(
えいち
)
の眼は、何もかも
観
(
み
)
ぬいていることを、明らかに示していた。
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
幼少、ご恩顧をこうむってからのご奉公も勉学も、決して、君を
騙
(
あざむ
)
かんなどと思ってして来たわけでは毛頭ありません。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
彼が
騙
(
あざむ
)
くのではなく、こちらの眼が曇っている罪ともいえよう。——真を観るむずかしさ。直指人心。これができれば、もう或る所までその人間は達している。
剣の四君子:02 柳生石舟斎
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「では、初めからご両親やら上杉殿をも、お
騙
(
あざむ
)
きのお腹だったので」
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
騙
漢検1級
部首:⾺
19画
“騙”を含む語句
欺騙
騙取
大騙
子供騙
騙討
騙児
騙賊
騙詐
騙子
騙術奇談
騙術
騙者
騙罔
騙瞞
騙着
騙拐
騙局
偽騙
銀飾肆受騙
拐騙
...