馳抜かけぬ)” の例文
旧字:馳拔
或は笑いさざめきながら、或は高く小手をかざしながら、ぽかんと佇立つったった鷺太郎の前を馳抜かけぬける時の、美少女の群の中からは、確かに磯の香ではない、甘い、仄かな、乙女のかおりが
鱗粉 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)