“馳抜”の読み方と例文
旧字:馳拔
読み方割合
かけぬ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
或は笑いさざめきながら、或は高く小手をかざしながら、ぽかんと佇立つったった鷺太郎の前を馳抜かけぬける時の、美少女の群の中からは、確かに磯の香ではない、甘い、仄かな、乙女のかおりが
鱗粉 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)