トップ
>
馬頭観世音
>
ばとうかんぜおん
ふりがな文庫
“
馬頭観世音
(
ばとうかんぜおん
)” の例文
ある時馬が柴橋から落ちて死んだから馬
転
(
ころ
)
ばし、その馬の
供養
(
くよう
)
に
馬頭観世音
(
ばとうかんぜおん
)
をまつると観音岩、そこに
行者
(
ぎょうじゃ
)
でもいれば行者谷というような名が附く。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
突如私の目前に取り出されたものは
馬頭観世音
(
ばとうかんぜおん
)
の一躰でした。それを眺めた時、私の呼吸はしばし奪われました。私は再び上人の異数な表現に
逢着
(
ほうちゃく
)
したのです。
民芸四十年
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
「早発性
痴呆
(
ちほう
)
と云うやつですね。僕はあいつを見る度に気味が悪くってたまりません。あいつはこの間もどう云う量見か、
馬頭観世音
(
ばとうかんぜおん
)
の前にお
時宜
(
じぎ
)
をしていました」
歯車
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
馬
常用漢字
小2
部首:⾺
10画
頭
常用漢字
小2
部首:⾴
16画
観
常用漢字
小4
部首:⾒
18画
世
常用漢字
小3
部首:⼀
5画
音
常用漢字
小1
部首:⾳
9画
“馬頭観”で始まる語句
馬頭観音