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ばとうかんぜおん
ふりがな文庫
“ばとうかんぜおん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
馬頭観世音
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
馬頭観世音
(逆引き)
ある時馬が柴橋から落ちて死んだから馬
転
(
ころ
)
ばし、その馬の
供養
(
くよう
)
に
馬頭観世音
(
ばとうかんぜおん
)
をまつると観音岩、そこに
行者
(
ぎょうじゃ
)
でもいれば行者谷というような名が附く。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
突如私の目前に取り出されたものは
馬頭観世音
(
ばとうかんぜおん
)
の一躰でした。それを眺めた時、私の呼吸はしばし奪われました。私は再び上人の異数な表現に
逢着
(
ほうちゃく
)
したのです。
民芸四十年
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
「早発性
痴呆
(
ちほう
)
と云うやつですね。僕はあいつを見る度に気味が悪くってたまりません。あいつはこの間もどう云う量見か、
馬頭観世音
(
ばとうかんぜおん
)
の前にお
時宜
(
じぎ
)
をしていました」
歯車
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
ばとうかんぜおん(馬頭観世音)の例文をもっと
(3作品)
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