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馬蛤
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まて
ふりがな文庫
“
馬蛤
(
まて
)” の例文
大海
蒼溟
(
そうめい
)
に
館
(
やかた
)
を造る、
跋難佗
(
ばつなんだ
)
竜王、
娑伽羅
(
しゃがら
)
竜王、
摩那斯
(
まなし
)
竜王。竜神、竜女も、色には迷う
験
(
ため
)
し候。外海小湖に泥土の鬼畜、
怯弱
(
きょうじゃく
)
の微輩。
馬蛤
(
まて
)
の穴へ落ちたりとも、空を
翔
(
か
)
けるは、まだ自在。
貝の穴に河童の居る事
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「神職様。——塩で釣出せぬ
馬蛤
(
まて
)
のかわりに、太い
洋杖
(
ステッキ
)
でかッぽじった、杖は夏帽の奴の持ものでしゅが、下手人は旅籠屋の番頭め、
這奴
(
しゃつ
)
、女ばらへ、お歯向きに、金歯を見せて
不埒
(
ふらち
)
を働く。」
貝の穴に河童の居る事
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
えい、
神職様
(
かんぬしさま
)
。
馬蛤
(
まて
)
の穴にかくれた小さなものを
虐
(
しいた
)
げました。
貝の穴に河童の居る事
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
馬
常用漢字
小2
部首:⾺
10画
蛤
漢検準1級
部首:⾍
12画
“馬蛤”で始まる語句
馬蛤貝