馬島うましま)” の例文
馬島うましまに哀れなる少女あり大河の死後四月にして児を生む、これ大河が片身、少女はお露なりとぞ。
酒中日記 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
まさかこのちっぽけな島、馬島うましまという島、人口百二十三の一人となって、二十人あるなしの小供を対手あいてに、やはり例の教員、然し今度は私塾なり、アイウエオを教えているという事は御存知あるまい。
酒中日記 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)