馬勒ばろく)” の例文
或る朝庭先へ出て、うまやの所で馬勒ばろくを直していると、いきなり彼女が耳門くぐりから駈け込んで来ました。跣足はだしで、下袴一枚の姿です。
女房ども (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
彼はその手に、光りかがやく宝石で飾って、金のくつわをつけた馬勒ばろくを持っていました。