“餘薫”の読み方と例文
読み方割合
よくん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
次の間付きの八疊、それは申分のないぜいを盡した寢間でした。絹行燈を部屋の隅に、青磁せいじ香爐かうろが、名香の餘薫よくんを殘して、ギヤーマンの水呑が、くゝり枕の側の盆に載せてあります。