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養母
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おつか
ふりがな文庫
“
養母
(
おつか
)” の例文
養母
(
おつか
)
さん、
私
(
わたし
)
を食つた其鬼が、お前の
難有
(
ありがた
)
がる大臣サ、総理大臣の伊藤ツて人鬼サ、——私もネ、其れ
迄
(
まで
)
は世間なみの
温順
(
おとなし
)
い
嬢
(
むすめ
)
だつたことを覚えてますよ
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
花吉は
瞑目
(
めいもく
)
して
頭
(
かしら
)
を垂れぬ「其の御講釈なら、
養母
(
おつか
)
さん、
最早
(
もう
)
承はるに及びません、何の
因果
(
いんぐわ
)
でお前の手などに拾はれたものかと、前世の罪業が思ひやられますのでネ」
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
其の後影ながめ遣りたる花吉、「
彼
(
あ
)
の児の寿命もコヽ二三年だ——
養母
(
おつか
)
さん、
最早
(
もう
)
罪造りも大抵にお
止
(
よ
)
しなねエ」言ひ棄てて起ち上がりつ、お六の叫ぶ「畜生」をフハリ聞き流がして
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
“養母”の意味
《名詞》
養母(ようぼ)
養子先(養家)の母。
(出典:Wiktionary)
養
常用漢字
小4
部首:⾷
15画
母
常用漢字
小2
部首:⽏
5画
“養母”で始まる語句
養母様
養母田