“飼養”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しよう75.0%
かひやしな25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのをかうへにはスエーデンの各地方かくちほう植物しよくぶつ移植いしよくし、また特有とくゆう動物どうぶつをも飼養しようしてゐるところは、ちょっと植物園しよくぶつえん動物園どうぶつえんのようでもあります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
怪獣はラマという動物でらくだのぞくであるが、らくだほど大きくない。これを飼養しようしてならせばうまの代用になる。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
の小屋に飼養かひやしなはれて居る一匹の黒猫、それも父の形見であるからと、しきりに丑松は連帰らうとして見たが、住慣すみなれた場処に就く家畜の習ひとして、離れて行くことを好まない。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)