飯籠めしご)” の例文
何かしていなければ、それはもう、くずれるような眠さであった。彼は鋸屋の背負しょいごの底をさぐって見た。帳面らしい一包みがあった。その横には、手触りでわか飯籠めしごがあった。
石狩川 (新字新仮名) / 本庄陸男(著)