食色じきしき)” の例文
その上またおれにしても、食色じきしきの二性を離れぬ事は、浄海入道と似たようなものじゃ。そう云う凡夫ぼんぷの取った天下は、やはり衆生しゅじょうのためにはならぬ。
俊寛 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)