食干ひぼし)” の例文
「穴川さん今日一日食干ひぼしに遭った為、空腹で言葉の順序さえ間違い相です。先ず御馳走に與かりますよ、話は腹の出来た上に致しますから」と云い、卓子に就いて遠慮無くべ始めた。
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)