飛騒とびさわ)” の例文
母鳥ははどりは直ぐに来て飛びついた。もう先刻さっきから庭樹にわきの間を、けたたましく鳴きながら、あっちへ飛び、こっちへ飛び、飛騒とびさわいでいたのであるから。
二、三羽――十二、三羽 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)