“とびさわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
飛沢50.0%
飛騒50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
庄司甚内しょうじじんない勾坂こうさか甚内、飛沢とびさわ甚内という三人である。姓は違っても名は同じくいずれも甚内と称したので、「寛永三甚内」とこう呼んで当時の人々はじ恐れた。
三甚内 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
母鳥ははどりは直ぐに来て飛びついた。もう先刻さっきから庭樹にわきの間を、けたたましく鳴きながら、あっちへ飛び、こっちへ飛び、飛騒とびさわいでいたのであるから。
二、三羽――十二、三羽 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)