“飛頭蛮（ろくろくび）” の例文

ボルネオの海（シイ）ダヤク人はタウ・テパン（飛頭蛮（ろくろくび））を怖るる事甚だし、これはその頭が毎夜体を離れ抜け出でて、夜すがらありたけの悪事を行い、旦（あした）近く体へ復（かえ）るので里閭（りりょ）これと交際を絶ち

十二支考：04　蛇に関する民俗と伝説 (新字新仮名) ／ 南方熊楠(著)

“飛頭蛮”の解説

飛頭蛮（ひとうばん）は、中国の妖怪。古典の記述によれば、通常は人間の姿と変わりないが、夜になると首（頭部）だけが胴体から離れて空中を飛び回るものとされる。
(出典:Wikipedia)

飛	常用漢字 小４ 部首:⾶ 9画
頭	常用漢字 小２ 部首:⾴ 16画
蛮	常用漢字 中学 部首:⾍ 12画