“ろくろくび”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
轆轤首84.6%
轤轤首7.7%
飛頭蛮7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中でもおんなのは変な気味合だ。轆轤首ろくろくび処女しんぞだが、畜生道は、得て眉毛まみえをおとしたのっぺりした年増だもんだな、業曬ごうさらしな。
露萩 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「親は代々猟人かりうどなら、鳥娘か轤轤首ろくろくびだが、鬼の重三郎の娘だけに、こいつは島田に結った赤鬼ですよ」
銭形平次捕物控:130 仏敵 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
ボルネオのシイダヤク人はタウ・テパン(飛頭蛮ろくろくび)を怖るる事甚だし、これはその頭が毎夜体を離れ抜け出でて、夜すがらありたけの悪事を行い、あした近く体へかえるので里閭りりょこれと交際を絶ち