トップ
>
飛石伝
>
とびいしづた
ふりがな文庫
“
飛石伝
(
とびいしづた
)” の例文
ここが近いからこの辺から渡って来たろうなどと、まるで
飛石伝
(
とびいしづた
)
いのような
早合点
(
はやがてん
)
をする人を、笑ってもよいことになるのである。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
翌十八日は、フランス飛行家シャプラン氏の世界一周機が、郊外S飛行場を出発して、所謂
飛石伝
(
とびいしづた
)
いの航路で、太平洋横断の
壮途
(
そうと
)
に向う当日であった。
黄金仮面
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
これを形見にとて譲られた合口を持ったなり、
褥
(
とこ
)
をいざり出て、そっと音のしないように雨戸を明け、
室着
(
へやぎ
)
の儘で
裾
(
すそ
)
を敷いたなりで、そろ/\と
飛石伝
(
とびいしづた
)
いに
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
飯島は血に
染
(
し
)
みたる槍を杖として、
飛石伝
(
とびいしづた
)
いにヒョロ/\と建仁寺垣の外なる花壇の脇の所へ孝助を連れて来る。孝助は腰が抜けてしまって、歩けないで這って来た。
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
飛
常用漢字
小4
部首:⾶
9画
石
常用漢字
小1
部首:⽯
5画
伝
常用漢字
小4
部首:⼈
6画
“飛石”で始まる語句
飛石