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願文
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ぐわんもん
ふりがな文庫
“
願文
(
ぐわんもん
)” の例文
「御用人樣、——若殿お命を速かに縮め給へ、
穴賢
(
あなかしこ
)
——と紅筆で
願文
(
ぐわんもん
)
を書くやうな人間は、御屋敷に心當りはありませんか」
銭形平次捕物控:098 紅筆願文
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
所詮
(
しよせん
)
此の経を
一〇一
魔道に
回向
(
ゑかう
)
して、恨をはるかさんと、一すぢにおもひ定めて、
指
(
ゆび
)
を
破
(
やぶ
)
り血をもて
願文
(
ぐわんもん
)
をうつし、経とともに
一〇二
志戸
(
しと
)
の海に
沈
(
しづ
)
めてし後は、人にも
見
(
まみ
)
えず深く
閉
(
と
)
ぢこもりて
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
捧げたる
願文
(
ぐわんもん
)
にこそ。光り匂ふ
法
(
のり
)
の
會
(
ゑ
)
のため
海潮音
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
“願文”の意味
《名詞》
仏や菩薩の本願を記した文。
法会などの施主の願意を記した文。
神仏への祈願の趣旨を記した文。
(出典:Wiktionary)
願
常用漢字
小4
部首:⾴
19画
文
常用漢字
小1
部首:⽂
4画
“願文”で始まる語句
願文会