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けつ
ふりがな文庫
“
頁
(
けつ
)” の例文
そして今一たび其
巻
(
まき
)
を繙閲する。巻は百
零
(
れい
)
三
頁
(
けつ
)
の半紙本で、
頁数
(
けつすう
)
は森
枳園
(
きゑん
)
の朱書する所である。首に「葌斎詩集、伊沢信恬」と題してある。印が二つある。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
詩集は蘭軒の自筆本で、半紙百零三
頁
(
けつ
)
の一巻をなしてゐる。
蠧蝕
(
としよく
)
は極て少い。
蔵弆者
(
ざうきよしや
)
は富士川游さんである。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
躋寿館では『医心方』
影写程式
(
えいしゃていしき
)
というものが出来た。写生は
毎朝辰刻
(
まいちょうたつのこく
)
に登館して、
一人一日
(
いちにんいちじつ
)
三
頁
(
けつ
)
を影模する。三頁を模し
畢
(
おわ
)
れば、任意に退出することを許す。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
欄外評は初
頁
(
けつ
)
より二十七頁に至るまで、享和元年より後二年にして家を嗣いだ阿部侯
椶軒正精
(
そうけんまさきよ
)
の朱書である。
間
(
まゝ
)
菅茶山の評のあるものは、茶字を署して別つてある。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
“頁”の意味
《名詞》
本やノートなどの冊子での紙の片面。
転じて、小説などの分量。
(出典:Wiktionary)
頁
漢検準1級
部首:⾴
9画
“頁”を含む語句
頁数
頁岩
一頁
何頁
余頁
全頁
十頁
半頁
幾頁
或頁
枚頁
欠頁
毎頁
紙頁
頁半