“蔵弆者”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ざうきよしや50.0%
ぞうきょしゃ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
詩集は蘭軒の自筆本で、半紙百零三けつの一巻をなしてゐる。蠧蝕としよくは極て少い。蔵弆者ざうきよしやは富士川游さんである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
そしてこれまで抽斎の何人なんひとなるかを知らずに、漫然抽斎のマニュスクリイの蔵弆者ぞうきょしゃたる渋江氏の事蹟を訪ね、そこに先ず『経籍訪古志』をあらわした渋江道純の名を知り
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)