鞠吏きくり)” の例文
当今政治の欠乏を歴詆れきていして、かくの如くにては往先ゆくさき三、五年の無事も保し難しというて、鞠吏きくりを激怒せしめ、すなわち曰く、「ここを以て死罪を得るといえども悔ざるなり」
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)