“鞍傍”の読み方と例文
読み方割合
くらわき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし昨日きのう、道に迷った難儀に懲りて、宿から、すぐ馬を雇って出ると、曳出ひきだした時は、五十四五の親仁おやじが手綱を取って、十二三の小僧が鞍傍くらわきについていた。
河伯令嬢 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)