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靴箆
ふりがな文庫
“靴箆”の読み方と例文
読み方
割合
くつべら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くつべら
(逆引き)
バルベニ氏はずぼんのポケットに洋銀の
靴箆
(
くつべら
)
を入れているのが動くたびにはっきり見えた。
踊る地平線:09 Mrs.7 and Mr.23
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
ゲートルは暗闇のなかでもすぐ捲けるが、
手拭
(
てぬぐい
)
とか
靴箆
(
くつべら
)
とかいう細かなもので正三は
鳥渡
(
ちょっと
)
手間どることがある。が、警戒警報のサイレン迄にはきっと玄関さきで靴をはいている。
壊滅の序曲
(新字新仮名)
/
原民喜
(著)
「なあんだ、
靴箆
(
くつべら
)
じゃありませんか」
悪魔の紋章
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
靴箆(くつべら)の例文をもっと
(3作品)
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“靴箆(靴べら)”の解説
靴べら(くつべら、靴箆)とは、靴を履くために使用される、へらである。関西地区では「靴すべり」とも呼ばれる。靴を履く時にかかとに当てて、靴に足を入りやすくするために用いられる。その素材も形状も大きさも様々だが、その使用法から、表面は滑らかに仕上げられ、厚さは薄めに作られており、ヒトのかかとの横幅よりも幅は狭く作られている。
(出典:Wikipedia)
靴
常用漢字
中学
部首:⾰
13画
箆
漢検準1級
部首:⽵
14画
“靴”で始まる語句
靴
靴足袋
靴下
靴音
靴屋
靴脱
靴紐
靴底
靴拭
靴墨
“靴箆”のふりがなが多い著者
谷譲次
江戸川乱歩
原民喜