青紙幣あおざつ)” の例文
素手すででもって、あなたは十二ルーブリどころか、十五ルーブリ、それも銀貨ではなく、手の切れるような青紙幣あおざつで受け取れるのですよ。
ところが、わがコペイキン大尉の懐ろにある全財産といえば、せいぜい*6青紙幣あおざつが十枚に、銀貨で小銭が少しばかりという心細さ……。
青紙幣あおざつ——五ルーブル紙幣のこと。紙幣の色により、当時五ルーブル紙幣を青紙幣、十ルーブル紙幣を赤紙幣と称した。
(新字新仮名) / ニコライ・ゴーゴリ(著)
その手は*青紙幣あおざつの持ち合せがあったかどうかと、かくしの中をまさぐっていた。
(新字新仮名) / ニコライ・ゴーゴリ(著)